つれづれテレビ

メゾン・ド・ポリス 最終回 ヒヨコはニワトリに成長しました

今回で最終回となります。バラバラになってしまったメゾン・ド・ポリスのメンバーたちは?ひよりの父の死の真相は?野間は逮捕することはできるのか?それでは見ていってみましょう。

 

 

「メゾン・ド・ポリス」概要

TBS系列金曜22時「金曜ドラマ」枠で放映している「メゾン・ド・ポリス」。

新米刑事のひよりが「メゾン・ド・ポリス」という名の元警察官達が住むシェアハウスへ行き、一緒に事件を解決していくストーリーです。

主なキャスト

 

第10話ゲスト

佐野史郎中野英雄東風万智子・住田萌乃

 

あらすじ

 

 情報を流していた真琴が野間と会い、ボイスレコーダーで録音をするが、取り上げられてしまう。
一方ひよりは自宅待機を命じられるが、メゾン・ド・ポリスへと足を運ぶ。そこで戻ってきた伊達と落ち合い、それぞれの状況を説明する。高平は小梅のことで脅されて、メゾン・ド・ポリスには戻ってこれない。藤堂は爆発事故のせいで病院に運ばれしばらく入院することになってしまう。迫田は警察で取り調べを受けていて、夏目は逃亡していて行方が分からないと伊達に話す。

すると、高平が戻ってきて、しばらく家族にはホテル暮らしをして貰うことにしたので戻ってきたと言う。その頃夏目は一人で青幸興業の大黒と会い、靴を奪って入院中の藤堂へと差し入れと称して鑑定を依頼する。迫田は留置所に新木と原田を呼び、警察内部にいる内通者を何とか捕まえて欲しいと願う。

藤堂の部屋の扉を直しに草介がやってきて、ひよりと二人で話をする。自分が警察の犬だと疑っているだろうと問う草介に、ひよりは仲間だと信じていると答える。
そして藤堂も病院を抜け出して戻り、またメゾン・ド・ポリスにメンバーが野間を追い詰めるために集結する。

 

見どころと感想

それぞれの謎が回収されます。

  • 市野沢の妻が死の間際にいった「写真」という言葉の意味→写真に写っていた高遠建設の封筒の中に不正経理の証拠
  • 市野沢を殺した犯人→若林
  • 真琴が裏切っていた理由→金銭的な問題。しかし後に仲間になります
  • 草介は味方になるのか?→なります
  • 警察の犬→捜査一課管理官の間宮
  • ひよりの父を殺した犯人→野間
  • ひよの父が殺された理由→高遠建設で地固め中だった野間が、不正を暴かれるのを恐れて殺害
  • 子供の時ひよりの家に来た刑事→伊達さん


短い時間の中でうまく回収したと思います。またそれぞれのキャラクターの良さをうまく入れてきます。高平さんが単なる家政婦的な存在でなく、射撃の腕が本当に良かったことが証明されます。

証拠を燃やすシーンがあるのですが、そのすぐそばにガソリンだか灯油だかのポリタンクを置いて火を点けます。引火しそうである意味一番ハラハラするシーンです。
また、ひよりが自宅でアイロンかけをして、頭の中を整理するシーンがありますが、もちろんPanasonicです。

結構印象に残るセリフが多く、沙耶が証拠の靴を盗もうとした間宮に向けて「元旦那からのプレゼントなの。あんたにはあげない」というところとか、草介が「ちわ~っす。極上SIT一個小隊お持ちしました」辺りはニヤリとしました。
最後に渡されたクッキーの絵がニワトリになってるのも、ひよりの成長を示していて良かったです。

まとめ

三ヶ月間、最初から最後まで楽しく見れました。原作付きのドラマなので、あまり脱したりは出来ないと思いますが、このメンバーで毎回一話完結の話を続けて見たかったです。駆け出しの若者と年配者の知恵が合わさるというドラマは、全年齢層にアピールできていいんじゃないかと思います。キャラクターの魅力と配役が、見事にマッチングしたドラマでした。
 
今回のいいセリフ

うちの大将は俺でも伊達さんでもない、牧野ひよりだ