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スキャンダル専門弁護士 QUEEN 最終回 斉藤由貴が最強すぎる

今回で最終回を迎えますが、どういった展開で話が完結するのでしょうか?氷見と与田の仲は元に戻るのか?五年前の事件の真実とは一体なんだったのか?見ていってみましょう。

 

 

「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」概要

フジテレビ系列木曜22時「木曜劇場」枠で放映中の「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」。

鈴木法律事務所内の危機管理チームの弁護士氷見 江(竹内結子)と与田知恵(水川あさみ)をメインに、法廷で戦うドラマではなく、スキャンダルを主に取り扱って危機から救うというストーリーです。

主なキャスト

 

第10話ゲスト

山田明郷山崎紘菜小野武彦

 

あらすじ

 氷見の選挙違反の件を叩くため、公の場で疑惑の目を氷見に向けさせるべきと与田は、林と吾妻に国会での証人喚問を要請する。林と吾妻は五十嵐にその話を持っていき、特別調査会を開くことを決定する。
その頃、林、五十嵐、村西の三人は、駐車場に停めた車の中で密談をし、万が一の状況になった場合、吾妻も切り捨てろと五十嵐は告げる。
そして調査会が開かれ、氷見が林に質問をされるが全て否認する。しかし証人として茂呂や村西が氷見に対して不利な証言を始め、氷見は次第に追い詰められていく。更には与田までも証言を始め…。

 

見どころと感想

 全ては五年前に起きた事件のため、ずっと準備をしていたことでした。五年前、田村が死んだのは結論から言うと自殺でした。ただ、不正に関わっていたことで罪の意識を感じ、精神的に追い詰められて結果死んでしまいました。この時、党に揉み消されないように、氷見は自ら容疑者となったとのことです。

また、与田とも結構前に通じあって、特別調査会を開いて貰うよう頼んでいました。
藤枝は三人が車中で密談しているところへ、スパイ映画よろしく盗聴器を外部から設置しに行きます。
そして、真野に至っては五十嵐となぜか直接会い、しかも五十嵐は真野に対して敬語で話します。真野を敵に回すのが一番怖いです。

五年前、事件が起きた時にいつか暴いてやろうと、決意をした吾妻と氷見でしたが、結局、鈴木法律事務所のメンバーがいなかったら実現できなかったワケです。しかし、氷見は転んでもタダでは起きない女なので、事件後、鈴木に拾って貰うところまで計算していたのかもしれません。

事件が起きる→容疑者になる→法律事務所に入る→そこで仲間を作る→五年前のことを暴く

と、いう非常に長い時間と手間をかけて、大願成就させるワケです。忍耐強い女です。
ちなみに氷見は事務所は辞めておらず、有給休暇をとっていただけでした。

色々とご都合主義的な展開ではありますが、このドラマはそこがコミカルな感じで描かれるので痛快にも感じます。しかし、一番印象に残ったのは調査会で氷見が頭を掻き毟って苦悩する画でした。竹内結子さんの魅力を引き出しています。

まとめ

残念ながら視聴率が良くなかったみたいなので、恐らく続編は作られることはないかもしれません。シリーズで続いているドラマでもないのに、各キャラクターが非常に立っていたので、これは本当にもったいなかったと思います。
コメディドラマほど振り切らず、スタイリッシュな出演者の衣装もあり、フィルムで撮影したような少しボヤけた画面演出も、自分は結構良かったです。

 

今回のいいセリフ

自分探しすんだ?自分なんか見つかんないからやめときなよ