つれづれテレビ

イノセンス 冤罪弁護士 7話 紀州のドンファンが元ネタ?

 

前半の捜査と後半の実験の二部構成になっているこのドラマ。今回は紀州ドンファンが元ネタとなっています。それでは、見ていってみましょう。

 

 

イノセンス 冤罪弁護士」概要

日本テレビ系列土曜10時「土曜ドラマ」枠で放映している「イノセンス 冤罪弁護士」。

冤罪事件を主に扱う弁護士が、大掛かりな実証実験をすることで無実を証明し、99.9%の壁に立ち向かっていくストーリーとなっています。登場人物の苗字がみんな温泉な共通点があります。

主なキャスト

 

第8話ゲスト

川島海荷団時朗円城寺あや六角慎司

 

あらすじ

 

「青梅のカサノバ」という資産家が自宅で練炭自殺で死に、妻である満里奈(川島海荷)も巻き込まれるが死には至らなかった。しかしその後、偽装殺人の容疑で逮捕されてしまう。満里奈は無理心中を主張し、湯布院を指名して弁護を依頼してきた。だが、湯布院はギックリ腰になってしまう。急遽、黒川と和倉が代わって満里奈に面会へいく。満里奈を警察が疑っている理由は、死んだ夫の体から出てきた睡眠薬が満里奈の持ち物だったこと、練炭をネット通販で買ったのは満里奈だったこと、事件の二日前に財産関連の書類を貸金庫に移したことだった。明確な証拠は見つかってはいないが、限りなく怪しい状況証拠がある。もし勝てそうになかったら早めに言って欲しい、もっと腕のいい弁護士を雇うからという満里奈。黒川と和倉は状況を検証しに、事件現場の乗鞍の自宅へ向かう。

 

 

見どころと感想

 

 結果からいうと、今回は冤罪を晴らすための弁護ではありません。冤罪弁護士というタイトルなのにとも思いますが、あまりツッコんでいると他にももっとツッコみたくなるので、そこは気にしないでおきます。むしろ、このドラマは勝てない回とかがあるので好感持てます。

 

弁護士ドラマだとよくある題材「被告人の利益とはなんぞや?」という問題です。弁護士は「被告人の利益を守る」という名目の元、クロだとしても「無実」を主張して争ったりします。しかし、黒川は「弁護を本当のことを知るためにしている」人です。黒川の出す答えは、どういうものか。というのが今回の見どころの一つです。

海外ドラマだとこういう流れになると、そのまま逃げ切る話もあったりするので「逃げ切れ!」と思いながら見てました。が、結局逃げずに落ち着きます。好き好きあるとは思いますが、このへんを逃げ切る被告人が出て来る話が個人的には日本のドラマでもっと見たいです。

満里奈の唯一心の支えだったものが失われたから、彼女も「もういいや」と思ってしまったのかもしれません。と、いいますか…カサノバ寝首掻っ切られる可能性があるのに、よくその時に別れず一緒に住んでいたな。

 

実験シーンは死の危険もあるという緊張感の中行われますが、色々中でやらなければいけないとはいえ、無防備な状態でいく黒川にさすがにマズいんじゃないのかと思いました。マジで死にます、この実験は。

 

展開予想

大体終わりごろに秋保の妹の事件の話が小出しで出てくるのですが、今回は冒頭にあっただけで出てきません。ですので、次回は普通に話が進むだけの回になると思います。ラス前とラストの二回にわたってやるのか、最終回だけ少し放送時間が長いのか、ちょっとまだ読めないです。
 
今回のいいセリフ

罪を背負ったままでは、救われることはないと思います