つれづれテレビ

トレース ~科捜研の男~ 9話 黄色いバラの花言葉は?

 

科捜研の男なんてサブタイトルにのんびり見てると、結構重めな話が多いこのドラマ。最終章突入ということですが、今回はどんな展開だったでしょうか。

 

 

「トレース ~科捜研の男~ 」概要

フジテレビ系列月曜21時「月9」枠で放映している「トレース ~科捜研の男~」。

科学捜査で得た証拠を重視する科捜研所属の真野礼二と、勘や主観といった非科学的なものをメインに捜査する虎丸良平が、対立しながらも解決していくストーリー。

主なキャスト

第9話ゲスト

和田正人美山加恋萩原聖人

 

あらすじ

アパートで胡桃沢綾乃(美山加恋)の遺体が発見され、虎丸が捜査を開始する。やがて浮上する綾乃の元恋人である容疑者の富樫康太(和田正人)はかつて虎丸が挙げたホシだった。富樫は7年間服役した後、仮出所したばかりだった。綾乃には同じ会社に勤める婚約者がいたことから、富樫は綾乃と揉めて殺したと思われた。

鑑定の結果、着衣にバラの花粉が付着していたことが分かり、綾乃の頬にはバラのトゲでついた傷だということまでわかった。事件当夜に富樫がバラの花束を購入していたことが分かるが、虎丸はどうしても富樫がやったとは思えない。そんな中、富樫が新たな犯行をし、虎丸は捜査から外されてしまう。

科捜研へ行き真野に頭を下げて協力を要請する虎丸。ただしそれは個人的なもので、正規の要請ではない。また、何の根拠も証拠もないただの主観だと告げる虎丸だが、真野はそんな虎丸の要請を受けて再び捜査を開始する。

 

見どころと感想

被害者の綾乃が黄色いバラが好きということで、富樫が黄色いバラを持っていくのですが、 黄色いバラ自体はどうやら「嫉妬」「友情」「薄らぐ愛」など色んな花言葉があるようです。ですが、バラは本数によっても意味が変わるらしく、じーっと見てみましたがハッキリとは分かりません。富樫は11本の「最愛」で対する婚約者は7本の「密かな愛」だったりしたら面白いです。ただ、科捜研のラボに2本の黄色いバラが映るシーンがありまして、こちらは「この世界は2人だけ」を意識しているのかもしれません。

 

また、音声を分析するということで、正規の依頼ではない虎丸の仕事を、科捜研メンバーが協力してくれるところがいいです。ただ、道の真ん中に立って、周囲の入り混じる音声を聞き分ける真野のシーンの演出は、ちょっと笑いました。

その他、普段「小僧」呼びの虎丸が「先生」と真野のことを呼んだり、ノンナがついに、真野への想いを零すシーンなんかもあったりします。

 

展開予想

最終章突入というので、何か凄く進展があるのかといえば、そうでもなかったです。あと2回で終了らしいので、次回と最終回で話が進むのを期待です。犯人が分かっているのにどうしても証拠が見つからないとかで、証拠捏造を始めるのか?萩原聖人が単なる教師役で終わるのか?その辺りを注目して見ています。
 
今回のいいセリフ

何の証拠もなく臆測や思い込みで、勝手に真実をつくりあげるな