つれづれテレビ

トレース ~科捜研の男~ 10話 青酸カリを飲んでも歩め

 来週で最終回を迎えるトレースですが、今までの伏線をちゃんと回収しきれるでしょうか?それでは見ていってみましょう。

 

 

「トレース ~科捜研の男~ 」概要

フジテレビ系列月曜21時「月9」枠で放映している「トレース ~科捜研の男~」。

科学捜査で得た証拠を重視する科捜研所属の真野礼二と、勘や主観といった非科学的なものをメインに捜査する虎丸良平が、対立しながらも解決していくストーリー。

主なキャスト

第10話ゲスト

上杉柊平柾木玲弥袴田吉彦萩原聖人

 

あらすじ

 早川(萩原聖人)が唯一行方が分からなかった教え子の一人が、事故死をしたテニスプレイヤーの原田恭一(上杉柊平)と春日部芳彦(柾木玲弥)が所属する実業団チームのオーナー佐保優作(袴田吉彦)だということが分かる。佐保はかつて真野の兄をイジメていた主犯グループの一人であった。

ラボで仕事をしている真野の元に虎丸がやってきて、「武蔵野一家殺人事件」に対する協力を申し出る。真野はノンナにバレたくなく、最初は知らないフリをするが、虎丸がノンナに全て話したことを詫びる。すると真野はノンナに向かって「出て行け」と告げ、虎丸と二人で話をし共に事件を洗い出していくことにする。

捜査に加われないノンナであったが、真野のために今自分が出来ることをしようと思い、独自に原田の事件の捜査を始める。

 

見どころと感想

真野と虎丸が共闘して捜査をし始めます。ただし、ノンナは真野から冷たくあしらわれて捜査に参加させて貰えません。しかし、ノンナ独自に捜査をして、真野に協力をします。そして当初は諦め気味だった海塚も協力し始め、みんなで「武蔵野一家殺人事件」の調査をしていきます。また、真野の姉のお腹にいた胎児の父親が誰かはわかりませんが、殺人事件を起こした人物と同一の可能性があるとこまではわかります。

 

今回の被害者である原田の設定が色々面白いです。人知れずテニスをやるために洋品店の外にある看板を持って廃工場へ行き、その土台で地面を慣らしてはまた元に戻すという作業をします。その廃工場にはそういったものはなかったのかも知れませんが、テニスのスイングをするだけで痛そうな肩でよく持っていったなとは思います。

更に青酸カリを飲んだにも関わらず、300mもフラフラしながら歩いていく原田。意識が混濁していたとはいえ、他人に助けを求めるでもなく、ただひたすら夜道を進んでいきます。階段から落ちなければ更に進んでいたかも?きっと、致死量ではなかったのかもしれません。

また、試合前の春日部に状況を説明するんですが、春日部はその後試合をしたんでしょうか。一切その話がなく、謝罪会見になってしまうので分かりません。

昨日放送の「必殺仕事人2019」に引き続き出演の袴田吉彦さん、最近は悪役振りが板についています。しかも、すごい悪者というより小物的な悪者が多く、それがまた彼らしくていいです。

 

展開予想

次回はいよいよ最終回です。90分スペシャルで放送するらしいですが、全ての伏線を回収することができるのか?果たして真犯人を捕まえることはできるのか?楽しみにしてみてみたいと思います。
 
今回のいいセリフ

君は本当にそれでいいのか?