相棒17 18話 ついていない女こと月本幸子の回(前編)
2018年秋から引き続いて相棒のシーズン17。先週はロンドン時代の相棒の話でしたが、今週はどんな話でしょうか?
「相棒」概要
テレビ朝日系列水曜21時に放映している「相棒」。
警視庁特命係の杉下右京と冠城亘の二人のコンビが、些細な証拠や違和感から推理を巡らせて犯人を追い詰めていくストーリーとなっています。
主なキャスト
第18話ゲスト
浦上晟周・鶴田忍・長谷川ティティ
あらすじ
リサイクルショップをやっている品田虎夫こと通称シナトラ(鶴田忍)と孫の直人(長谷川ティティ)は、仕事の帰りに河川敷に不法投棄されているものを回収しようと向かう。行った先にあった使えそうな家具などを軽トラの荷台に積み込み、そこにあった衣装ケースに目を留めて開けてみると中に死体が入っていた。警察へ直ぐ通報しようとする直人を制し、品田はその場を一旦離れて小芝居をすることにする。
朝になり駅前で苦しみ出す品田、誰も相手にせず近付かない。そこに通りかかった幸子は品田に近付くと、品田は孫との待ち合わせ場所である河川敷まで連れて行って欲しいと願う。品田の言う通りに河川敷へ行き、孫の直人も現れると偶然を装って衣装ケースの中を開けてみるが、あったはずの死体がなくなっていた。品田は身元不明の遺体が見つかっていないかと幸子に問い、幸子が特命係へ電話をして問い合わせる。すると、リフォーム店の店主が自殺で発見されたということが分かる。
右京と冠城が所轄に行って調べているうちに、右京は不審な点を感じて所轄の刑事に司法解剖をするよう促す。解剖の結果、自殺ではなく他殺であることが判明し、更には被害者は闇金に借金もあったことが分かった。
幸子は品田の家に行き、話をしていると孫の彬(浦上晟周)を紹介される。彬は幸子に対して昼間からこんなとこにいて働いてないのかと問う。幸子は自分の生い立ちを話し、彬はそれを聞くもバイトへ行ってしまう。
翌日、品田と会った場所で彬が待っていて、幸子に昨日はごめんと謝る。幸子は彬が何か自分に伝えたいのではと感じ、二人で公園に行って話をする。昨日幸子の過去を聞いていた彬は、幸子がなぜ人を撃たないとならなかったのか、その時の心境について話を聞く。幸子と彬、二人の心が次第に交わり始め…。
見どころと感想
今回は前編なのでしょうか。来週で完結するのか分かりませんが、取り合えず次回に続くようです。幸子がメインになる回は、基本的に巻き込まれ系の話です。今回もひょんなことから事件に関わっていくこととなります。
ちょっと面白かったシーンとしては、幸子からかかってきた電話を冠城が取り、右京さんはそれを代わろうとするが受話器を渡しません。その上、右京さんに身元不明の遺体がいないか調べるように指示します。受話器に手を伸ばしますが、やはり代わらずに切ってしまいます。
また、冠城が幸子に頼んだ弁当を取りにいき、それを持ったまま捜査をして帰ってこないものだから、昼に食べるつもりだった右京さんは拗ねます。挙句、弁当の中身が一方に偏ってしまったことに対しても小言を呟きます。そんな感じで冠城と右京さんのやりとりが入るのは面白いです。
見どころとしてはラストですかね。右京さんが幸子に告げることに対し、幸子は言う事を聞くつもりはないようです。その瞬間、穏やかな右京さんの表情が、スーッと険しい表情に変わります。このシーンが次週の想像を掻き立ててくれます。幸子がまた罪を犯すのか?下手すれば死んでしまったりはしないだろうか?など、色々考えさせてくれます。また「大抵南口のほうでうろうろしている」といって映る場所は北口でした。
相棒で少年が関わる犯罪の回は、悲しげな終わり方をすることが時々あるので、今回もそういう話なのかどうなのか。そこら辺にも注目してみたいです。
ロケ地
劇中のリサイクルショップ
彬のバイト先
展開予想
次回は場合によっては幸子の運命も左右する回になるのかもとは思います。花の里の女将はそろそろ変わるのか?それとも相棒コンビで事件を無事解決して終わるのか?次週も目が離せません。
逃げてる間は人生始まらないぞ。